Java Sticky Note
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Jakarta Commonsによるネットワークプログラミング
3. 環境
今回使用する環境を表1に示します.
Jakarta Commonsで開発されているプロダクトは,
ほとんどPure Javaで開発されています.今回使用す
るCommons NetとHttpClientも,Pure Javaで開発
されているため,Java実行環境があればOSを問わず
使用することができます.なお,本稿のTelnetのサン
プルプログラムでは,J2SE 1.4版に依存するAPIを使
用しています.
本稿ではサンプルプログラムとして,Telnet,FTP,
HTTPのクライアントプログラムを作成します.これ
らを実行するためには,別途Telnet,FTP,HTTPの
サーバが必要となります.サーバ環境も,基本的には
表1以外でも動作しますが,サンプルプログラムの一
部にはサーバの環境や設定に依存する部分があります.
その部分については本稿内に記述していますので,確
認してください.
3.1 環境設定
本節以降より,Commons NetとHttpClientのサン
プルプログラムの作成,実行に必要な環境のインスト
ールについて簡単に説明します.J2SDK 1.4の実行環
境はあらかじめインストールしておいてください.
まず,サンプルプログラムのコンパイルと実行に必
要な,Jakartaのプロダクトをインストールします.
表2 実行環境
実行環境 |
OS | RedHat Linux 7.2 |
Java実行環境 | J2SDK 1.4.2_01 |
Jakarta | Commons Net 1.0.0
Commons HttpClient 2.0pre1
Commons Logging 1.0.3 |
サーバ環境 |
OS | Solaris 9 |
WebサーバApache | 1.3.28 |
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Jakarta プロジェクトのプロダクトは,http://jakarta.apache.org/site/binindex.cgi
からダウンロードすることができます.ここから,
Commons Net,Commons HttpClient,
Commons Loggingのバイナリアーカイブをダウンロードしてく
ださい.Commons Loggingは,ログ取得のための
APIを提供するクラスライブラリで,HttpClientを使
用するときに必要となります.
ダウンロードした各アーカイブを展開すると作成さ
れる,Commons Netの「commons-net-1.0.0.jar」,
HttpClient の「commons-httpclient-2.0-rc1.jar」,
Commons Loggingの「commons-logging.jar」がそ
れぞれのクラスライブラリです.TelnetとFTPのサン
プルプログラムではcommons-net-1.0.0.jar が,
HttpClient のサンプルプログラムではcommonshttpclient-
2.0-rc1.jarとcommons-logging.jarが必要で
す.各Jarファイルをクラスパスに設定してください.
以上で環境設定は終了です.
このドキュメントに関するご意見、ご要望などはまで。
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